確認用資料に関するご案内
こちらの資料は、ご確認いただくためにウェブ上で一時的に表示しているもので、
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Googleなどの検索結果にも一切表示されないよう設定しております(noindex対応済み)。
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どうぞご安心ください。
患者振り分けリスト / 医療法人社団ハーツデンタルクリニック御中
ご来院いただいた患者さまを、治療内容に応じて4パターン(+複合)に振り分けるための現場用シートです。
朝礼でドクターがカルテを確認し、振り分け記号をマーキングしたうえで、担当者へお流しいただく運用を想定しています。
振り分けパターン
| パターン |
治療 |
アルファベット |
カタカナ頭文字 |
| インプラント |
歯が欠損している方 |
A |
イ |
| 矯正治療 |
噛み合わせ・歯並びに課題のある方 |
B |
矯 |
| セラミック等の審美・虫歯治療 |
虫歯・銀歯交換・前歯の見た目改善 |
C |
セ |
| 対象外(経過観察・予防中心) |
上記いずれにも該当しない方 |
D |
他 |
| 複合(A+B等) |
矯正してからインプラント等/ドクターご判断 |
E |
複 または イ矯 など |
表記についてのご提案
カルテや管理シートでの表記は、A/B/C/D/E のアルファベットでも、イ/矯/セ/他/複 のカタカナ頭文字でも、どちらでも運用が可能です。
カタカナ頭文字の場合、後々ご覧になるときに「Aって何だっけ」と思い出す手間がなく、現場で直感的に判別しやすい利点があります。先生方がご覧になりやすい方をお選びください。
全体方針
- 判定の軸は 「歯の状態」のみ に統一
(患者さまの経済状況や価値観の高さは、外見やお話しだけでは判断できないため)
- 朝礼でドクターが当日カルテを確認 → 振り分け記号をマーキング → 担当者へ
- スタッフは1パターン判定でOK/複合の判定はドクターレベル
- ご提案済みの記録はカルテに記載(紙カルテ運用が前提/谷塚店のみ電子化)
対象とする患者さま
| タイミング |
内容 |
判定の重点 |
| ①初診(新患) |
初めての来院 |
全体のチェック |
| ②再診(最新) |
しばらく来ていなかった患者さまの戻り |
状態が変化している可能性が高い |
| ③定期検診 |
3ヶ月毎の検診時 |
前回からの変化/見落としチェック |
| ④既存の患者さま |
現在治療中・直近通院中の方 |
未提案であること/後戻りができないタイミングの手前 |
既存の患者さまをご提案対象に含める理由
現在治療中・直近通院中の患者さまの中にも、ご提案をお伝えすべき方が含まれているケースがあります。
たとえば、保険治療で型取りをして被せ物をされる予定の方の場合、もし事前に「セラミックという選択肢もある」とお伝えしていれば、患者さまご自身が選べる状態になります。
ご提案を受けたことがないがゆえに「保険治療を希望」とチェックされていらっしゃるケースは多く、これは患者さまの本意とは限りません。
既存の患者さまの判定軸
| 状態 |
ご提案 |
| ご提案を受けたことがない/状態が変わっている/欠損が進みそう/これからの状況を見ると変わりそう |
ご提案の対象に含める |
| 過去にご提案済み・本人意思表示で「希望なし」 |
対象外(ただし定期検診時に状況が大きく変わっていたらこの限りではない) |
| 保険治療がもうほぼ完成してしまっている/後戻りできない手前まで来ている方 |
対象外(次回の定期検診時に再検討) |
朝礼での既存患者さまの振り分け
朝礼でその日の予約患者さまを確認するタイミングで、既存の患者さまについても振り分けをしておきます。
- 当日の予約リストを確認
- 過去のカルテで「ご提案済みかどうか」「歯の状態の変化」を確認
- 対象になりうる方には振り分け記号をマーキング
A(インプラント)の判定基準
歯の状態
- 1本以上の歯が欠損している(抜歯後・先天性欠如・外傷喪失)
- 欠損を放置している期間が3ヶ月以上
- 隣接歯の傾斜や対合歯の挺出が始まっている
- 既存ブリッジの劣化/脱離歴がある
- 部分入れ歯のクラスプ(金属のバネ)が支台歯を傷めている
※歯科専門の判定基準の細部については、寳谷先生のご確認をお願いいたします。
全身状態(ご提案を保留にする条件)
| 状態 |
対応 |
| 重度糖尿病でない(HbA1c目安7.0未満) |
該当する場合は「イ-保留」とし、内科主治医確認 |
| 重度骨粗鬆症でない/ビスフォスフォネート系薬剤の長期服用なし |
該当する場合は専門医確認 |
| 重度歯周病が落ち着いている/治療中 |
該当する場合は歯周治療を優先 |
| 喫煙の有無・本数 |
該当する場合は禁煙誘導の対象 |
| 成人(成長期は対象外) |
子どもは対象外 |
Aのご提案ルール
- 欠損あり → 基本即時ご提案OK(放置リスクが大きいため)
- 全身条件で保留が必要なら「イ-保留」マーキング → 内科主治医確認
B(矯正治療)の判定基準
歯の状態(4症状)
- 出っ歯(上顎前突)
- 受け口(下顎前突/反対咬合)
- 開咬(前歯が噛み合わず届かない)
- 叢生(歯並びがガタガタ・デコボコ)
補助の判定軸
- 主訴に「見た目」「噛み合わせ」「全身症状」がある
- 永久歯萌出後(成人想定/小児矯正は別フロー)
- 重度歯周病でない
- 進行中の虫歯治療と並行可能な範囲
Bのご提案ルール
- 初診ではなく2回目以降のご提案を推奨(信頼関係の構築後にデメリット・メリットを丁寧にご説明する流れ)
- 中学生・高校生は親御さま(お父さま・お母さま)への説明を必ず入れる
- 唐突に「矯正しませんか」とお声がけすると押し売り感が出るため、段階的なアプローチが大切
C(セラミック・虫歯治療)の判定基準
歯の状態
- 虫歯C2以上の進行あり
※C2の判定基準については先生のご確認をお願いいたします
- 既存の銀歯(金属インレー・クラウン)の劣化/脱離/二次カリエス
- キャドカム冠の劣化・段差
- 前歯部の色調不調和
- 軽度の前歯部不正でセラミックでカバー可能なケース
Cのご提案フロー
- 問診票で「保険希望」にチェックされている方にも、選択肢のご説明はする
- 銀歯/キャドカム/ジルコニア/セラミック/ゴールドのメリット・デメリットをフラットに提示
- 「ご説明されないこと」自体が患者さまにとっての機会損失となるため、誠実にお伝えする
D(対象外)の判定基準
状態
- A〜Cに明確に該当しない
- 健康状態の維持・予防が中心
- 急性症状への即時対応中
- 経過観察フェーズ
- 過去にA/B/Cのご提案を受けて「希望なし」と本人意思表示済み
(ただし定期検診時に状況が大きく変わっていたらこの限りではなく、その場合は「過去にご提案を差し上げましたが、改めてお伝えしておきます」とお伝えして再ご提案OK)
Dの中での次アクション
- 定期検診継続(3ヶ月/6ヶ月)
- セルフケア指導
- メンテナンスクリーニング
- 次回検診時に再チェック
E(複合パターン)の判定基準
典型例
- イ+矯:矯正してから抜歯部位にインプラント(咬合改善後の補綴)
- イ+セ:欠損部周辺の他歯にも虫歯あり/同時設計
- 矯+セ:矯正中に審美治療を組み込む
- イ+矯+セ:複数領域の包括治療
Eの判定ルール
- スタッフは単独パターンで判定でOK
- ドクターが朝礼/カウンセリング時に複合判定を追加
- カルテに「複:イ+矯」「イ矯」のように複合を明記
重複時の優先順位(A/B/Cが複数該当した場合)
1. 急性症状(強い痛み/感染/腫れ)
→ Dで応急処置を優先。落ち着いてから再振り分け
2. 機能的・全身的な健康影響が大きい
→ A(欠損放置のリスク:隣接歯傾斜・対合歯挺出・咀嚼低下)
3. 噛み合わせ起因の機能不全
→ B(矯正で根本対処)
4. 審美・部分修復のご希望
→ C
5. 上記すべてに当てはまらない
→ D
朝礼での振り分けの流れ
朝礼(10分以内)
- 当日来院予定のカルテをドクターが確認
- 来院理由・過去の歯式から振り分け記号をマーキング
- 担当者割振:
- イ → 担当ドクター
- 矯 → 担当ドクター
- セ → 衛生士+カウンセラー
- 他 → 通常フロー
受付時
- カルテに既に振り分け記号が入っている
- 主訴ヒアリングを1〜2行追記
チェアサイド
- 振り分けに沿って担当者が対応
- ご提案前に「過去のご提案済み記録」を確認
- ご提案実施後、カルテに「ご提案日/ご提案内容/担当者」を記録
1日の終わり
カルテ記号の運用案
振り分け記号
| 記号 |
意味 |
| イ |
インプラント候補 |
| イ-保留 |
インプラント候補だが全身条件で要内科確認 |
| 矯 |
矯正候補 |
| セ |
セラミック・虫歯治療候補 |
| 他 |
対象外(経過観察・予防中心) |
| 複:イ+矯 など |
複合パターン |
ご提案済みの記録
カルテの所定欄(紙カルテの場合は新設のご提案):
【ご提案履歴】
□ イ(インプラント) ご提案日:____ 担当者:____ 結果:____
□ 矯(矯正) ご提案日:____ 担当者:____ 結果:____
□ セ(セラミック) ご提案日:____ 担当者:____ 結果:____
※ 谷塚店の電子カルテはフィールド設計を別途ご相談
医療広告ガイドライン/院内運用の注意
このリストは院内運用の文書であり、患者さま向けの広告ではないため、医療広告ガイドラインの直接の規制対象外です。
ただし、ここから派生する患者さま向けの説明資料・LP・ブログなどは医療広告ガイドラインの規制対象となります。
「絶対治る」「100%」「最先端」などの断定的な表現は、院内のお話しでも避ける運用としています。
インプラント・矯正のご提案にあたっては、患者さまご自身の自己決定を尊重するスタンスを大切にしています。