📋 寳谷先生レビュー資料:①議事録 ②振り分けリスト ③インプラント提案 ④矯正提案 ⑤セラミック提案 ⑥日次運用シート
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患者振り分けリスト / 医療法人社団ハーツデンタルクリニック御中

ご来院いただいた患者さまを、治療内容に応じて4パターン(+複合)に振り分けるための現場用シートです。
朝礼でドクターがカルテを確認し、振り分け記号をマーキングしたうえで、担当者へお流しいただく運用を想定しています。


振り分けパターン

パターン 治療 アルファベット カタカナ頭文字
インプラント 歯が欠損している方 A
矯正治療 噛み合わせ・歯並びに課題のある方 B
セラミック等の審美・虫歯治療 虫歯・銀歯交換・前歯の見た目改善 C
対象外(経過観察・予防中心) 上記いずれにも該当しない方 D
複合(A+B等) 矯正してからインプラント等/ドクターご判断 E または イ矯 など

表記についてのご提案

カルテや管理シートでの表記は、A/B/C/D/E のアルファベットでも、イ/矯/セ/他/複 のカタカナ頭文字でも、どちらでも運用が可能です。

カタカナ頭文字の場合、後々ご覧になるときに「Aって何だっけ」と思い出す手間がなく、現場で直感的に判別しやすい利点があります。先生方がご覧になりやすい方をお選びください。


全体方針


対象とする患者さま

タイミング 内容 判定の重点
①初診(新患) 初めての来院 全体のチェック
②再診(最新) しばらく来ていなかった患者さまの戻り 状態が変化している可能性が高い
③定期検診 3ヶ月毎の検診時 前回からの変化/見落としチェック
④既存の患者さま 現在治療中・直近通院中の方 未提案であること/後戻りができないタイミングの手前

既存の患者さまをご提案対象に含める理由

現在治療中・直近通院中の患者さまの中にも、ご提案をお伝えすべき方が含まれているケースがあります。

たとえば、保険治療で型取りをして被せ物をされる予定の方の場合、もし事前に「セラミックという選択肢もある」とお伝えしていれば、患者さまご自身が選べる状態になります。

ご提案を受けたことがないがゆえに「保険治療を希望」とチェックされていらっしゃるケースは多く、これは患者さまの本意とは限りません。

既存の患者さまの判定軸

状態 ご提案
ご提案を受けたことがない/状態が変わっている/欠損が進みそう/これからの状況を見ると変わりそう ご提案の対象に含める
過去にご提案済み・本人意思表示で「希望なし」 対象外(ただし定期検診時に状況が大きく変わっていたらこの限りではない)
保険治療がもうほぼ完成してしまっている/後戻りできない手前まで来ている方 対象外(次回の定期検診時に再検討)

朝礼での既存患者さまの振り分け

朝礼でその日の予約患者さまを確認するタイミングで、既存の患者さまについても振り分けをしておきます。


A(インプラント)の判定基準

歯の状態

※歯科専門の判定基準の細部については、寳谷先生のご確認をお願いいたします。

全身状態(ご提案を保留にする条件)

状態 対応
重度糖尿病でない(HbA1c目安7.0未満) 該当する場合は「イ-保留」とし、内科主治医確認
重度骨粗鬆症でない/ビスフォスフォネート系薬剤の長期服用なし 該当する場合は専門医確認
重度歯周病が落ち着いている/治療中 該当する場合は歯周治療を優先
喫煙の有無・本数 該当する場合は禁煙誘導の対象
成人(成長期は対象外) 子どもは対象外

Aのご提案ルール


B(矯正治療)の判定基準

歯の状態(4症状)

  1. 出っ歯(上顎前突)
  2. 受け口(下顎前突/反対咬合)
  3. 開咬(前歯が噛み合わず届かない)
  4. 叢生(歯並びがガタガタ・デコボコ)

補助の判定軸

Bのご提案ルール


C(セラミック・虫歯治療)の判定基準

歯の状態

Cのご提案フロー


D(対象外)の判定基準

状態

Dの中での次アクション


E(複合パターン)の判定基準

典型例

Eの判定ルール


重複時の優先順位(A/B/Cが複数該当した場合)

1. 急性症状(強い痛み/感染/腫れ)
   → Dで応急処置を優先。落ち着いてから再振り分け

2. 機能的・全身的な健康影響が大きい
   → A(欠損放置のリスク:隣接歯傾斜・対合歯挺出・咀嚼低下)

3. 噛み合わせ起因の機能不全
   → B(矯正で根本対処)

4. 審美・部分修復のご希望
   → C

5. 上記すべてに当てはまらない
   → D

朝礼での振り分けの流れ

朝礼(10分以内)

受付時

チェアサイド

1日の終わり


カルテ記号の運用案

振り分け記号

記号 意味
インプラント候補
イ-保留 インプラント候補だが全身条件で要内科確認
矯正候補
セラミック・虫歯治療候補
対象外(経過観察・予防中心)
複:イ+矯 など 複合パターン

ご提案済みの記録

カルテの所定欄(紙カルテの場合は新設のご提案):

【ご提案履歴】
 □ イ(インプラント) ご提案日:____ 担当者:____ 結果:____
 □ 矯(矯正)        ご提案日:____ 担当者:____ 結果:____
 □ セ(セラミック)    ご提案日:____ 担当者:____ 結果:____

※ 谷塚店の電子カルテはフィールド設計を別途ご相談


医療広告ガイドライン/院内運用の注意

このリストは院内運用の文書であり、患者さま向けの広告ではないため、医療広告ガイドラインの直接の規制対象外です。
ただし、ここから派生する患者さま向けの説明資料・LP・ブログなどは医療広告ガイドラインの規制対象となります。

「絶対治る」「100%」「最先端」などの断定的な表現は、院内のお話しでも避ける運用としています。
インプラント・矯正のご提案にあたっては、患者さまご自身の自己決定を尊重するスタンスを大切にしています。